
「風俗は汚い」
「風俗で働く女はクソだ」
「風俗で遊ぶ男とは付き合いたくない」
「旦那が風俗で遊んでいる…ひどい!」
「彼氏の風俗遊びは絶対に許せない」
世間からの超絶冷たい視線を感じるものの、風俗遊びをやめられない男性も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、風俗大好き人間。
高級車とか、でっかいマイホーム、出世、名誉、世界に爪痕を残すこと、酒etc.には
全くといっていいほど興味がないのですが、女遊び、ことに風俗遊びのためなら、いくらでもお金がほしいし、時間も使いたいです。
もし宝くじで3億円当たったら、1億ぐらいは風俗遊びに使うかもしれないくらいです。(笑)
今までで、数百万くらい風俗に使ってきたのではないでしょうか。
それぐらい使っても惜しいと思ってないですし、私が今死ぬとしても、風俗で遊んだことに一ミリも後悔しないでしょう。
とはいえ、風俗好きの私も、仕事で関わる人にはぜーーーったいに口が避けても風俗通いしてることは打ち明けません。
だって、わたしは仕事は真面目にやってまして。
しかも、真面目で誠実なキャラですので、私のキャラと風俗に大きなギャップがありますからね。
平たく言えば、風俗遊びを公言すると、冷たい視線を浴びせられるのが怖いんですよね。
それが、公では公であるほどに。
つい最近では、国会議員の高井崇志衆院議員が、性風俗店を利用していたことで、除名処分を受けたばかりですし。
また新型コロナウイルスの休業補償や、持続化給付金の補償範囲に、性風俗店が含まれていないことからも、世間の風当たりが冷たいことが伺えるでしょう。
それでは一体なぜ、性風俗はまるで社会悪かのように言われるのでしょうか?
社会悪と言われていながら、法律的に合法である、その理由とは一体なのでしょうか?
今回はズバリ、これらの疑問にお答えしようと思います。最後までお付き合いくださいね。
性風俗は社会悪?世間から冷たい視線を浴びせられる真相
今の時代、風俗で働く女性は30万人にものぼると言われています。
参考文献:風俗嬢の見えない孤立
では果たして、「性風俗産業」は社会の風紀を乱しているのでしょうか?
性風俗産業に対する世間の偏見は、昭和31年に制定された「売春防止法」の考え方が色濃く残っているためだと考えられます。
売春防止法とは、
「売春が人としての尊厳を害し、性道徳に反し、社会の善良の風俗をみだすものであることにかんがみ、売春を助長する行為等を処罰するとともに、性行又は環境に照して売春を行うおそれのある女子に対する補導処分及び保護更生の措置を講ずることによつて、売春の防止を図ることを目的とする」(売春防止法1条)
という趣旨の法律です。
簡単に言ってしまうと、
「売春は人として間違った行為だから、売春したら法律で罰することで防止するよ!!」
ってこと。
ここでいう「売春」とは、
対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交すること(売春防止法2条)
です。
一旦まとめます。
「売春」といえるためには,以下の3つの要素を充たす必要があるんですね。
1 お金をもらったり,お金をもらう約束をして
2 不特定の人と
3 性交(セックス)をする
ということなんですね。
「え?ならデリヘルも、売春防止法で規制されてるんじゃないの?」
と思ったあなた。
大丈夫です。デリヘルでは、性交(セックス)は禁止していますよね。
ですから、デリヘルの場合は、1と2に当てはまっても、3には当てはまらないので、売春防止法の適用外となるわけです。
こう聞くと、ちょっと不自然に思いませんか。
●お金払って、性的サービスを受けて、最後にセックスした→逮捕
●お金払って、性的サービス受けただけ→合法
うーーん。
納得いかないのは、私だけでしょうか??
セックスするかしないかって、逮捕されるかされないかと呼ばれるほど、大きな差異がないと思うのですが。。。。
なーんか、腑に落ちない。
.
.
.
この納得いかない気持ち!!
これが、性風俗がいまだに世間から偏見の目で見られる原因だと思うのです。
一旦、昭和31年より以前の日本で、性風俗がどういう扱いを受けていたのかを見てみましょう。
遡ること100年前の、江戸時代。
実は、江戸時代までは、公娼制度と言って、公に風俗嬢が認められていた時代があるのです。
いわば、日本政府公認の娼婦。
ですから、公に人権が認められており、売春行為が合法であった訳なんですよね。
(次回に続く)
参考文献:エッチなお仕事なぜいけないの?